【見逃し注意】水ぼうそうの予防接種をしていたら初期症状が目立たない

こんにちは、ココリネです。

先日娘が水ぼうそうにかかりました。

今回はそのときのお話です。

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勤務終了直後の保育園からの呼びだし

「あー、今日も仕事終わったぁ。さあ帰ろう」

夕飯なににしようかなぁ、なんて考えて歩いていると電話が鳴りました。

「娘ちゃんの体に赤いブツブツができています。

水ぼうそうかもしれないので受診させてあげてください」

え? 水ぼうそう!?

そんな! 予防接種したのに。

予防接種は感染を防ぐのではなく、重症化をふせぐためのもの

わかってはいたのですが、動揺してこのようなことが頭をぐるぐるしました。

そう。予防接種しても感染症は防げません。

インフルエンザもそう。予防注射をしてもかかります。

知ってたのに思わず「何で」とつぶやいてしまった。

そう思ったのには理由があります。娘の症状は軽かったのです。

ただの虫さされのようだった水ぼうそうの初期症状

実は前日、お風呂上りに娘の腕に赤いブツブツ(発疹)ができていたのに気がついていました。

蚊に刺されたあとのような、ちょっと赤くふくれた程度のものでした。

それが3つ4つありました。娘がかゆそうにポリポリしていました。

「ありゃ? 何か虫に刺されたのかな? それともじんましん?」

そう思って薬をぬって寝かせました。

朝も特にプツプツが増えるでもなく、昨夜のままだったのでそのまま登園させました。

そして仕事帰りのタイミングで呼び出しの電話がきたのです。

保育園に迎えに行って娘の体を確認すると、お腹、背中、顔、腕、足に赤いブツブツが増えていました。

木曜日の午後も受診できる小児科をチェックおこう

運悪くその日は木曜日でした。

かかりつけが休み。木曜日にやっている他の小児科も午後は休みという絶望。

木曜日の午後もやっている小児科も知っているのですが、とにかく混みます。

とってもやさしくて丁寧な先生なんです。だから混むんでしょうね。

混むとわかってても、娘を連れて少し遠いその小児科に行きました。

水ぼうそうのイメージ・症状の進み方

わたしが水ぼうそうにかかったのも娘の同じくらいの時期だったと思います。

自分のことは記憶に残っていませんが、たくさんの水ぶくれができたお友達の姿が思い出されます。

だから 水ぼうそう=水疱(水ぶくれ) というイメージが強く、虫刺されという判断になってしまいました。

調べたところ、症状の段階はこんな感じです。

最初は赤いブツブツが数ヶ所できる。このときに虫刺されと勘ちがいしやすい(発症1日目)

今回、お風呂上りのときに見た娘の症状がコレ。

実際に虫刺されかと思いました。

体の中心から出る場合が多いので、腕や足に発疹を見つけたら念のためお腹や背中もチェックしてみるといいでしょう。

このとき、37.0℃~38・0℃の発熱をともなうことがあります(熱がないときもある)

水疱(水ぶくれ)に変化し、かゆみが増す(発症から1~3日目)

水疱ができると、かゆみが増して小さな子は我慢ができなくて掻いてしまいます。

このとき掻き壊してしまうと、治ってからも水疱のあとが残ってしまいます。

実はわたしがやってしまっています。

我慢できなくて掻いてカサブタ(まだ固まってなかった)をはがしてしまい、今もあとが残っています。目立たない部分だったのが幸いです。

娘にはあとを残して欲しくない! そう思ってわたしなりに対策をしましたので、後で記述します。

水疱がかさぶたになっていく(発祥から4、5日目)

4,5日もすれば水疱がかさぶたになっていきます。

すべての水疱がかさぶたになるまで3週間ほどかかると言われています。

かさぶたは自然にはがれ落ちます。

自分ではがすとあとになりますので、勝手にはがれるまで待ちましょう。

水ぼうそうになったら、いつから登園できる?

予防接種を受けた娘のケースを書いていきます。未接種ですと少し長引くかもしれません。

1日目:赤い発疹が数ヶ所できる。熱はなく元気。

2日目:発疹が体中に広がる(頭部・顔・首・腕・胸・腹・足・陰部・肛門など)目や口内に発疹がでることもあります。相変わらず熱はなく元気。

3日目:水ぶくれができないまま、小さくなっていく発疹が多い。水ぶくれというほどではないけれど、発疹の先端にお米のような白いポッチができているものがあった。

4、5日目:ほとんどの発疹がかさぶたになる。このころになると痒がることもない。小さい発疹はかさぶたになることなく消滅。

6日目:小児科で治癒証明書を書いてもらった。

7日目:もう登園できるけど用事ができたので延期。外出しました。

8日目:元気に登園。というか、ずっと元気でした。

水ぶくれを掻きこわさないために

わたしは手湿疹による水疱がひどくて夏場は特につらかったです。

ですので水疱のかゆさはよくわかります。

少しでも掻いてしまうことを防ぐためにやってみたことを書いていきます。

お風呂には入らず、ぬるいシャワーのみで洗う

熱がなければお風呂に入るのは問題ありません。

しかし体があったまると、かゆみが増します。

熱がさがっても入浴は控えて、ぬるめのシャワーにしましょう。

シャワーの水圧を弱めにすることで、肌への刺激を最低限にします。

しみるかもしれないので石鹸はやめてお湯のみで洗いました。

かゆみが強いときは冷やす

小さな子はかゆみの我慢がむずかしく、言い聞かせても掻いてしまいます。

仕方がないことですが、早く治したいので掻きこわしは防ぎたいですよね。

小さい保冷剤は余っていませんか?

保冷剤をタオルにくるんで発疹・水疱に当てると、かゆみが落ち着きます。

部屋が暑い日は冷房などで涼しくしましょう。

とにかく刺激をさける

パジャマを肌ざわりの良いもの、熱がこもりにくい素材にしましょう。

ゴワゴワしていると余計な刺激がかゆみを呼びます。

水疱がつぶれて汚れたら清潔なものに着替えましょう。

薬をつけるときはそっと乗せるように。

こすると刺激になるので、なるべく発疹・水疱にふれないようにぬります。

ヒマを与えない・構いたおす

元気がない・熱が高い子には無理ですが、元気でしたら適度に遊んで「ヒマ」と思える時間を減らします。

ヒマになると、なんとなくポリポリしてしまいます。

「かゆいなー」という気持ち以上のものを感じさせればいいのです。

夢中になるテレビや本、ゲーム、あそび。

たくさん遊んで時間を経過させましょう。

水ぼうそうになったときの注意点まとめ

抗ウイルス薬を48時間以内に服用することで、水ぼうそうの重症化を抑える効果が期待できます。

早めに受診することでウィルスの繁殖を防げます。

水ぼうそうの潜伏期間は2週間です。

水ぼうそうの情報をキャッチしたら「潜伏中?」と、しばらく子どもの体に注意していましょう。

予防接種を受けよう

水ぼうそうワクチンは、平成26年10月から定期接種になりました。

定期接種の期間は、1歳の誕生日~3歳の誕生日の前日までです。

1歳をすぎると、予防接種が増えてきますので余裕をもって計画的に打っていきましょう。

最後に…木曜日(休診日)の病院リサーチはバッチリしておこう

急病のとき、かかりつけの病院が休みな日ほど不安なことはありません。

木曜日(かかりつけが休診日)にあわてて検索して場所を確認して、予約はどうとればいいのか(初診は予約可なのか)今は受診時間内なのか、バタバタになりますよね。

こんなことにならないよう、いくつか病院をメモしておきましょう。

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