こんにちは、ココリネです。
わたしが鍵を持たされたのは中学生になってからでした。
携帯の類は持っていませんでした。
親が仕事をしている場合、もっと早くから持たせていることは珍しくありません。
学童にあがる小学生から鍵や携帯を持たせることが多いでしょう。
もくじ
鍵や携帯の紛失を防ごう
わたしは一度鍵をなくしたことがあります。
父親にこっぴどく叱られ、しばらくネチネチ言われました。
なくした自分が悪いのですが、つらかったですね。
そのときは鍵をハダカでポケットに突っ込んでいました(鈴すらついていません)
今考えれば無防備すぎます。
ポケットに浅く入れてぽろっと落としたのでしょうか。
首にかけるストラップに鍵や携帯をつけるときの注意点
首かけストラップに大切なものをつければ落とすことは減ります。
そこでちょっと心配なのは、何かが首にひっかかってしまったときです。
遊んでいるときに遊具に引っかかってしまったら、首がしまるかもしれません。
そばに誰もいないと気づくのが遅れて大変なことになります。
勤務先で起こったストラップの事故
かなり昔に起きた事故で、職場の先輩に聞いた話です。
わたしの勤務先では、ストラップにつけた社員証を首からさげておく決まりがあります。そのストラップは、強い力で引っぱられるとプチッと外れるようになっています。
社員証だけならそれで安心だったのですが、ボールペンも首からさげている方がいました。それは社員証のように外れるつくりではありませんでした。
ある日その方のボールペンのストラップが、作業カートに引っかかってしまいました。引っかかり方がよくなかったようで首がしまり、お亡くなりになりました。
間が悪いことに、近くに従業員がおらず発見が遅れました。
首かけストラップは大人でも首をしめてしまうことがあります。
首かけストラップをお使いの方は、引っぱられたときに外れるかどうか確認をしてみましょう。
ストラップのかけ方を変えてみる
首ではなく肩から斜めにかけてみると、首がしまることは防げます。
ただ、こうすると首にかけるよりもヒモが長くなりがちなので、引っかかりやすくなります。
飛んだり走ったり、遊ぶときは注意しましょう。
ポケットの中に入れるときの注意点
鍵はランドセルやポケットの中に入れておくのが安全です。
常に見えるストラップと違い、なくしてしまったときに気づきにくいのが難点です。
少し重さがあるキーホルダーや鈴をつけて存在を感じられるようにしましょう。
上着のポケットには入れない!
脱いでしまうことがある上着のポケットに入れると、紛失の原因になります。
また、ポーチや手さげカバンに入れている場合は肌身はなさず持っていることが大切です。
ランドセルや手さげカバンに入れるときは、下に置いたりして手放す可能性があるので、置き忘れに注意が必要です。
見えないところに鍵を入れるもうひとつの理由
学校帰りの児童のあとをつけた不審者が悪いことをする。そんな事件があります。
不審者はどんな子どもを狙うでしょうか。
誰もいない道の一人歩きの子が狙われやすいでしょう。
その子の首に鍵がついていたらどうでしょうか。
「この子の家は留守の可能性が高く、親はしばらく帰ってこない」
「一人で留守番をしている子なんだ」
そう思いますよね。
ストラップが危険なのは、首に引っかかるというだけではないのです。
衣服につないで持ち歩く
外から見えず、紛失しにくい持ち歩き方。
これがベストではないでしょうか。
まず鍵にキーホルダーや鈴をつけます。
それを移動ポケットや内ポケットに入れて持ち歩く。
移動ポケット、いろんな種類があった便利ですね。
ハンカチやティッシュが入るような小さなクリップつきのポシェットだと思ってください。
ポケットのない服でもティッシュや小物を入れられるので、とっても便利です。
子どもに鍵や携帯を持たせる際の注意点まとめ
鍵は外から見えないようにする。
首にかけずにポケットなどにしまうときは、キーホルダーなどで存在を感じられるようにする(落としたらすぐに気づけるように)
キーホールダーなどをつけて内ポケットや移動ポケットに入れると、紛失しにくく、すぐ取り出せる。
ランドセルにつけると取り出しにくく、置き忘れのリスクがある。
ランドセルにつける場合、リール式ストラップにすると鍵が出しやすい。
最後に…子どもとの約束をしっかりと
紛失防止、防犯ブザーを持たせるのも大事なことです。
しかし、何より大切なのは子どもとの約束です。
鍵の意味・大切さを話す。
簡単に人に見せたり、無意味に取り出したりしない。
家についたら「ただいま」を言うこと(在宅者がいることをアピールする)
鍵を開ける前には、不審者がついてきていないか確認すること。
鍵をなくした場合はどうすればいいのか教えておく。
鍵を持つことになったら、防犯意識を学ぶ良い機会です。
お子さまとしっかり話し合っておきましょう。