おむつはずし(トイレトレーニング)の時期は、年齢よりも子どもの成長をみてきめよう

こんにちは、ココリネです。

おむつはずし(トイレトレーニング)は順調でしょうか。

入園がせまるとあせってしまいますね。

今回は、おむつはずしの時期と外し方のお話です。

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オムツはずしの時期はいつ? 季節より子どもの膀胱の成長できめよう

おむつはずしで大切なのは膀胱の発達です。

「何歳から」というきまりはありません。とにかく膀胱です。

膀胱が発達すると尿をある程度ためることができます。

膀胱が未熟な場合は、おしっこをガマンすることができずトイレに間に合いません。

せっかくチャレンジしても、もらしてばかりではやる気がなくなる恐れがあります。

仮に間に合ったとしても排尿後にすぐ行きたくなり、せわしないトレーニングになります。

もしお子さまのおしっこの間隔が30分~1時間であるならば、まだその時ではないので成長を待ちましょう。

おしっこの間隔が3時間くらいあいてきたらトイレトレーニング開始のタイミングです。さっそく準備を進めましょう。

おしっこの間隔があかないなら膀胱の発達をまつ

膀胱におしっこがたまると脳に「おしっこがいっぱいになったよ」というサインが送られます。

そのサインを受け取った脳は「じゃあ、おしっこだしてね」と膀胱に命令をだします。

だからと言って、わたしたち大人はその命令でもらしたりはしませんよね。

脳が発達すると「トイレまでおしっこをガマンしよう」という命令もだせるのです。

つまり、脳の成長は膀胱の成長でもあるのです。

膀胱の発達をまつ間にできること

膀胱が未発達な子どもに、おしっこをためてくれと言っても無理な話です。

成長を待つ他はありませんが、発達を遅らせない工夫はできます。

先に書きました脳の成長をうながしてみましょう。

読み聞かせをしてみたり、体の成長に期待して適度に運動して遊びましょう。

おむつはずしの開始は、やっぱり夏がいいの?

夏に開始できるなら、夏がベターです。

夏のおむつはずしのメリットがたくさんあります。

なんといっても洗濯物が乾きやすいこと。失敗しても、どんどん洗濯機をまわせます。

家の中ならパンツ1枚で過ごすのもアリなので、トイレでパッと脱げます。

夏ならトレーニングパンツではなく、乾きやすい普通のパンツもおススメです。

トレーニングパンツは厚いので、ゴワつくのが嫌という場合は、いきなりパンツでチャレジンジしてみてはいかがでしょうか。

おむつはずしトレーニング開始。まずはお気に入りのトレーニングパンツを買いに行こう

オムツって、どうやら子どもにとって「守られている安心感」と「あったかさ」でできているようです。

それをはずずというのは、親が思う以上にスースーして心もとないものです。

だからこそ、安心して楽しくパンツをはいて欲しい。

できれば一緒にトレーニングパンツを買いにいきましょう。

好きなキャラクター・柄・色を、自分で選んでもらいます。

最初は6層タイプから始めましょう。

「ほら、あなたの(おにいさん・おねえさん)パンツだよ。特別だよ」と渡して「はきたい」と喜んでくれたらうれしいですね。

自宅ではいてみたら鏡に映してみせる

「似合うよ」「かっこいい」「かわいい」「すてき」「おにいさん・おねえさんみたい」「きゃー! もっと見せて」

鏡でも写真に撮って見せても、なんでもいいです。思い浮かぶ限りの賛辞をおくりましょう。

トイレに行くのが楽しくなる工夫をする

トイレを怖がる子がいますが、めずらしいことではありません。

なんだか落ちそうで怖いと思うらしいです。あとトイレの雰囲気。

慣れるまではオマルでもいいですが、オムツ→オマル→トイレという段階を踏むので、できればトイレの補助便座から入るのが望ましいです。

大好きなキャラクターで応援している感じをだす

トイレ全体をデコれなんて言いませんが、余裕があるなら子どもが好きなオモチャやマスコットを置いてもいいでしょう。

「ドラえもん(お気に入りキャラクター)が応援してるよー」との言葉かけにやる気がでるといいですね。

ルールをきめて、ご褒美シールを用意する

うちの場合は「おしっこがでなくても、トイレに座っただけでOK」にしました。

ちゃんとおしっこが出ることが少なかったのですが、それでも褒めました。

キャラクターシールを何枚か買って見せると、喜んでノートにぺたぺた貼っていました。

わたしがリラックマ好きなので、シールもリラックマにしました。

トイレトレーニングの絵本の読み聞かせ

世の中にはトイレトレーニングのための絵本があります。

そんな本があるとは、はじめて知りました。

わたしは使ったのは1冊だけです(それも親に買ってもらったもの)

娘はかなり食いついて楽しく見ていました。何度も読んでと言われました。

それがこの「とんとん トイレ」です。

ページをめくると、しかけがあります。

「よっしゃ、トイレトレーニングに!」と力を入れないで、ぜひ普段の読み聞かせとして読んであげてください。とても楽しく読めます。

おむつはずしの時期は、年齢よりも子どもの成長をみてきめよう:まとめ

  • おむつはずしは膀胱の発達をみてから
  • おしっこの間隔が3時間くらいあいてからスタート
  • お気に入りのパンツ・トイレ空間・ご褒美シールなど、楽しみを用意する
  • トイレトレーニングの絵本で興味をもたせる
  • 失敗しても叱らず、気長につきあう

トイレトレーニングの開始・完成の時期は、子どもによってちがいます。

あせらずに(他の子とくらべて、あせるかもしれませんが)

いいところを見つけて(「おしっこが言えてえらかったね」など)褒め、次につながる自信をつけてチャレンジしてみましょう。

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