3月におむつはずし(トイレトレーニング)をした3歳半の娘とわたしの14日間

こんにちは、ココリネです。

今回は冬、または寒い時期のおむつはずしについてです。

本文のおむつはずしは3月ですが、まだまだ寒い時期でした。

娘と短期決戦で挑んだ約2週間の、おむつはずし(トイレトレーニング)のお話です。

こんにちは、ココリネです。おむつはずし(トイレトレーニング)は順調でしょうか。入園がせまるとあせってしまいますね。今回は、おむつはずしの時期と外し方のお話です。オムツはずしの時期はいつ? 季節より子どもの膀胱の成長できめようおむつはずしで大

「おむつはずし(トイレトレーニング)の時期は、年齢よりも子どもの成長をみてきめよう」

おむつはずし(トイレトレーニング)開始の記事もありますのでご参考にどうぞ。

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夏まで待てない。3月におむつはずしスタート

はずかしながら、私は娘のトイレトレーニングをサボっていました。

2歳児クラスの頃、保育園はトレーニングパンツで登園でした(降園はオムツ)

予備のパンツは2枚。お昼以降はオムツで過ごします。

その結果、予備のトレーニングパンツは全部もらして帰ってきました。

帰宅後、家では声かけはするものの、ほとんどおむつ。夜もおむつでした。

たまにトレーニングパンツにしても、おしっこを教えてくれることがありませんでした。

結果、無言でもらし続ける日々に「まだ無理なのかなあ」と気合が入りませんでした。

そして「おむつは勝手にはずれるっていうし。今年の夏にがんばろう」

などと、のん気に考えていました。

「春から全員布パンツになります」の言葉にふるえる

2歳児クラスだった娘が3歳児クラスに上がる直前、保育士さんからの通告がきました。

あああ、ついにきた。

「家ではどんな風に進めていますか?」とも。

心配している言葉ですが、サボッていたわたしには刺さりました。

「おむつの子もまだ何人かいますし、だいじょうぶですよー」との言葉を背に帰りました。

「おむつなんて勝手にはずれる」なんて大間違い。おむつはずしに一番たいせつなこと

それは、親の覚悟 です。

「いつかはずれる」という、ぼんやりした成功のイメージが、わたしの脳にふわふわしていました。

その正体は、おもらしした服や床の複数回の洗濯、それが何日も続くという大変さに対するしり込みです。できれば先に延ばしたくて二の足を踏んでいました。

そこに強制布パンツというイベントがやってきました。

もう覚悟をきめるしかない。

おむつは勝手にはずれません。親が導かなければ、いつまでもおむつのままです。

降園してから自宅でトレーニング開始

布パンツで帰宅してもいいのですが、自転車の座席でもらしてしまい、自宅まで間に合わないことがありました。帰宅前に保育園でトイレに連れていってもらっても「出ない」とのこと。

途中でスーパーに寄って買い物をするのですが、そこのトイレでがんばってみたり、帰り際にもらしたり。

仕方がないのでトレーニングが進むまで、おむつで帰ることにしました。

報告をしてくれない娘

さて、自宅でのトレーニングで何が困るかというと、おしっこがもれそうなときに娘が何も報告をしてくれないことです。

報告をくれるのはいつも事後で「おかーさん、もれた」と言って、ぬれたズボンで突っ立っています。

「もれちゃう前に言ってね」とお願いすると「ハーイ!」と実にいい返事が返ってきます。

ぬれて気持ち悪くないんだろうか。

おしっこしたい感覚がわからないのかな。

頭をかかえたくなりましたが、やるしかありません。

だって春から布パンツなのですから。

こうしてわたしは、背水の陣でトイレトレーニングに挑むことになりました。

もらしても、もらしても、叱らないのはむずかしい

「もれちゃう前に言ってね」と何度言ったか覚えていません。

しかし、何度も失敗されるとやはりイライラしてしまって、語気が強くなってしまいます。

もらしてもヘラヘラしている娘に、つい怒って泣かせたことがありました。

目の前でぬれたパンツをカゴにぶん投げたこともあります。

はー、世のお母さんはえらいなあ。

失敗しても「次はがんばろうね」ってニコニコして、何度も洗濯機をまわすんだろうな。

わたしは、そんな女神にはなるのは無理だなあ。

聖母マリアにはなるのは無理でも、叱らない母親にはなれる

女神になるのは無理だと思った瞬間、脱力したというか、あきらめました。

わたしは自分が思っているよりもずっと、脳内の理想の女神を目標としていたようです。

無理だわ。だってわたし容量がないもの。キャパないもの。

トイレトレーニング中に、おもらししちゃうのは仕方がないこと。むしろ当然のことです。

わかっているようで、まったくわかっていなかった。

それに気がついただけのことですが、やっと開き直ることができました。

よし、わかった。とことん付き合おうじゃないの。どんどんもらしなさい。

パンツがぬれて不快な感触が続く経験をした娘

失敗続きのトレーニングの日々でしたが、ある日のことです。

娘がいつものようにもらして「おかあさん、もれた」と事後報告しました。

台所で揚げものをしていたわたしは、すぐに火をとめられなくて「ちょっと待っててね」と言いました。

しばらくして「つめたい…」とつぶやく娘。

今は3月。暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒いです。

ぬれたズボンをはいたまま、というのは冷たくて不快だったようです。

保育園だと先生がすぐに着替えさせてくれてスッキリだったのでしょう。

家では、わたしがすぐにお風呂に連れていっていました。

だから娘はぬれて気持ち悪くないし、まったく困らなかったのだろうと思います。

「どんどんもらしなさい」と構えていたら、おもらしが減った

あれから、おもらしした娘の着替えやシャワーの対応を、あまり急がなくなりました。

床にもらしてもいいや、しっかりふいてファブリーズしよう。

何度も失敗するなら、トレパンを追加で買えばいいや。

そうすれば乾かなくてイライラする必要はないのだから。

やはり子どもは親のイライラを感じ取るのか

わたしが開き直ったせいなのか、娘の膀胱が発達したのかはわかりませんが、娘のおもらしが減ってきました。

いつもは間に合わなくて事後報告だったのに、おしっこが出る前に教えてくれるようになったのです(教えてくれても間に合わないときはありました)

そして、おしっこをする時間がきまってきました。

朝、保育園にいく前に1回、保育園で2回くらい。帰宅してから1回、お風呂前に1回。

4、5回って少ない気がしますが、トイレに座らせても出ないものは出ません。

その後、ドキドキしながら夜間のおむつをはずしましたが、もらすことはありませんでした。

今思えば、こうだったなあと感じること

もしかしてトイレに誘いすぎたかなあと思います。

娘の1日のおしっこの回数は、少ない日は4回です。3回の日もありました。

少ないことを心配してお茶を飲ませたり、何度もトイレに誘いました。

でも出ないんですよね。

だから、これが娘の排尿ペースなんだと悟ってあきらめました。

あと、何度も誘うとトイレに行きたい感覚を自覚しにくいのでしょうね。

寒い時期のトイレトレーニングまとめ

  • 冬はトイレがちかくなるのでトイレに誘いやすく、タイミングがとりやすい
  • 寒くてトイレに行きたがらないことがあるので、室内はあたたかくする
  • 冬はたくさん着てモコモコしがちなので、脱ぎやすいズボンにする
  • パンツがかわきにくいので、予備のパンツの枚数に余裕をもつ
  • 親の覚悟をきめやすい(寒いので短期決戦にしたい)
  • イライラしない工夫をする

部屋をあたたかくして、半ズボンやスカートで過ごすとパッと脱ぎやすいです。

イライラしない工夫をし、褒めたり励ましたりしてヤル気スイッチを入れる。

親は大変ですが、トイレトレーニングを終了すると一気に大人びて見えるから不思議です。

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